東洋館出版、教員向けに教育書読み放題と講師派遣のサービス開始

東洋館出版、教員向けに教育書読み放題と講師派遣のサービス開始(出所:東洋館出版社プレスリリース)
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自治体単位の年間契約

株式会社東洋館出版社は5月31日、電子書籍の読み放題と講師派遣が一体となった新サービス「Education Palette(エデュケーションパレット)」の本格提供を開始しました。自治体単位の年間契約で、先生一人あたり月額500円(税抜)で「教育書読み放題」と「講師派遣」の2つのサービスが利用できます。

教育書読み放題サービスでは、200点以上の豊富な選択肢から、それぞれの課題に対応した書籍を見つけることができます。毎年約100点のアイテムが追加され、スマホ、パソコン、タブレットでいつでも読みたいときに読めます。

講師派遣サービスでは手配を全て代行し、学校現場で講演を実施します。「この先生を呼びたいけど接点がない」「何ヵ月も前から計画するのは大変」という声に応え、豊富な実践をもつ著者を講師として、研修現場につなぐサービスです。契約人数によって講師派遣の回数は異なりますが、全国の著名な先生の授業や講演を企画・立案します。

株式会社東洋館出版社「教育書が電子書籍で読み放題!×教育現場に講師を派遣!先生の学ぶ機会を確保する自治体向けサービス『Education Palette(エデュケーションパレット)』の本格提供開始。」プレスリリース、2024年5月31日(最終閲覧日:2024年6月3日)

東大生の考察:教育書の意義

教育書とは、学校の先生が子どもたちに対してどのような授業や指導を行えばよいかを学ぶことができる、教え方の参考書とでも言うべき本です。すでに引退した先生から現役の先生まで、さまざまな先生の知恵が詰まっています。これらの書籍を読むことで、教育の質を向上させるための新しいアイデアや方法を学び取ることができます。

基本的に、先生が他の先生の授業の様子を見る機会は少ないものです。しかし、だからといって漫然と同じような授業を繰り返していると、どんどん独りよがりな教え方になってしまう恐れがあります。常に新しい視点を取り入れることが重要ですが、それを実現するのは簡単ではありません。

幸いなことに、情報技術の発達により、他の先生の指導法にアクセスしやすくなりました。書店や図書館に行かないと読めなかった教育書も、電子書籍であれば手軽に読むことができます。これを活用して、意識的に授業をアップデートしましょう。最新の教育方法やアイデアを取り入れることで、より効果的な授業を展開し、生徒たちの学びを深めることができるでしょう。

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この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

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