東京都の公立学校教員の応募倍率2.6倍、過去10年で最低

東京都の公立学校教員の応募倍率2.6倍、過去10年で最低
目次

「35人学級」などで採用見込み者数が増加

東京都教育委員会は5月29日、令和6年度東京都公立学校教員採用候補者選考(7年度採用)の応募状況を発表しました。応募者数は10,414人(前年度比949人増)と、3年ぶりに1万人を超えましたが、採用見込み者数も4,005人(前年度比525人増)と増加しているため、応募倍率は過去10年で最も低い2.6倍となりました。

採用見込み者数の増加の背景には、小学校での「35人学級」の導入などがあります。特に小学校では応募者数2,895人(前年度比292人増)に対し採用見込み者数が1,740人(前年度比300人増)と大きく増加したため、倍率は1・7倍(前年比0.1ポイント減)となりました。

試験は7月から8月にかけて実施され、最終合格発表は9月30日を予定しています。応募状況の詳細は東京都教育委員会HP「令和6年度東京都公立学校教員採用候補者選考(7年度採用)の応募状況」をご確認ください。

朝日新聞「応募者数1割増も… 東京都の教員採用試験、倍率は過去10年で最低」朝日新聞デジタル、2024年5月29日(最終閲覧日:2024年5月31日)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

目次