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児童・生徒のプライバシーや心情に配慮
文部科学省は1月23日までに、学校で行われる健康診断に際し、子供のプライバシーや心情に配慮した環境を整備するよう全国の教育委員会等に通知しました。
通知の中では、正確な検査や診察に支障のない範囲で原則として体操服や下着を着用させることのほか、男女別とすること、他の子供から体が見えないようなスペースを用意すること、女子に立ち会う教職員は女性とすることなどの対応が求められています。
一方で、必要に応じて医師が体操服や下着をめくって診察する場合や体に聴診器を直接当てる場合があるとして、学校が事前にそのことを子供や保護者に対して説明するよう求めています。文科省は自治体に対し、健康診断の実施方法については地域の医師会と協議し周知するよう求めており、日本医師会にも今回の通知内容を周知するよう依頼しているとのことです。
NHK「学校の健康診断 “子どもの着衣可に 心情など配慮を” 文科省」NHK NEWS WEB、2024年1月23日(最終閲覧日:2024年1月24日)