目次
全国的に教員不足が深刻化している
全国的な教員不足は未だ深刻です。文部科学省が昨年4月に行った調査では、調査対象全体の4割超の自治体が前年より教員不足が「悪化した」と回答しました。その後の対策を講じていない自治体もあり、春からの新学期を迎えるにあたって教員不足の問題は危機的状況が懸念されるとしています。
そのため文科省は、能登半島地震で被災した4県を除く各都道府県や政令市の教育委員会に対し、新たに確保できる教員数や教員不足解消に向けた具体的な取り組み等について緊急調査を行うこととなりました。調査では、大学や企業などと連携して外部人材を確保する文科省の事業を利用する予定の有無、利用しない場合の懸念についても調査されます。文科省は来月下旬までに回答するよう求めています。
NHK「教員不足解消に向けた具体策 教育委員会に緊急調査へ 文科省」NHK NEWS WEB、2024年1月23日(最終閲覧日:2024年1月24日)