中学生のみなさん、入学当初のワクワクもなくなり、「中だるみ」していませんか?
なんだかやる気が出ない、ダラダラしたい、そうやって夏休みの間、ずっとだらけていると新学期、学校生活についていけなくなることも……。
自分で新しいことを始めて、「中だるみ」をゴールデンタイムに変えましょう!
「中だるみ」はなぜよくない?
「中だるみ」とは、やる気が一時的に落ち込む期間を指します。
例えるなら、画面が暗くなっているスマホです。電源も画面もつきっぱなしだけど、ただ充電を食いつぶしているだけのような状態が「中だるみ」と呼ばれます。
このような「中だるみ」に陥りがちなのは中学2年生です。中学生も2年目になると学校生活や行事にも慣れ、真新しいことが減るので気持ちも上がらず、そのまま「中だるみ」となってしまいがちです。
もちろん誰でも「中だるみ」の期間はありますが、そこでダラダラと日々を過ごすのはとてももったいないことです!
電源がついているのか消えているのかはっきりしないスマホは、ただの充電の無駄遣いですよね?
実は人間の脳も同様なことが知られています。人間の脳は楽しいことをやっていると活性化しますが、「中だるみ」の期間はエネルギーを無駄に消費するだけになってしまいます。そのエネルギーを、もっと有効に使えるはずなのに……。
「中だるみ」を抜け出すために、新しい何かを追いかけよう!
これまで「中だるみ」が良くないという話をしてきましたが、ではどうすれば「中だるみ」から抜け出せるのでしょうか?
私は自分の経験から「中だるみ」を抜け出すために必要なことは新しい何かを追いかけることだと考えています。
私の中学2年≒中だるみは、コロナ禍と被りました。ちょうど、当時付き合っていた彼女と別れたタイミングで、今振り返ると私にとって人生の重要な岐路でした。
中学生活もつまらない、私生活も楽しくないというこの「中だるみ」の状況を、私は「コナン」と「数学」で切り抜けました。
新しくはじめたこと① 「名探偵コナン」を全巻集める
幼いころから名探偵コナンが好きだった私は、コナンの漫画全巻を集めることをずっと夢見ていました。
せっかくの長いコロナ休み、お金の使い道も他になかったため、私はコナンを全巻集める夢を追いかけることにしました。何冊か買ってきて、それをじっくり読む。読み終えたらまた買いに出かける、そういう生活を送っていました。
それは私にとって、とても充実した日々でした。
新しくはじめたこと② 「数学」の先取り学習
「数学」にもとても助けられました。
学校は休みですが、マンガばかり読んでいられません。本当は学校がある時期がコロナで休校になっているため、その分の勉強をしないと困ることは目に見えていました。
時間はたっぷりありましたから、私はそこで数学の教科書を予習してみることにしました。数学はその当時の私にとって最も苦手な科目でした。さらに数学では宿題も多く出されており、とても困っていました。
そこで数学を先取りしておけば、たくさんアドバンテージがとれるだろう、そう期待してはじめました。
それまで私は数学の予習をしたことがありませんでしたが、このタイミングではじめて大正解でした。
教科書の例題、ついでに教科書付属の問題集も「どうせ宿題になるのだから」と思い、先に解いておいたので、その箇所が宿題にされても全く焦りはありませんでした。そして大量の問題を一気に解いたので、対応する部分の基礎はきっちりと頭に入りました。
おかげで数学の点数は伸び、宿題や復習などで数学に割く時間を減らせたので相乗的に全体成績も上がりました。
このように「コナン」と「数学」という、新しく追うものを自分で見つけたことで、私は「中だるみ」の期間を脱し、よりよくエネルギーを使えたのです。
まとめ
この記事は中学生を対象読者として書いてきましたが、誰だって「中だるみ」の期間を迎えます。
そのようなときには大切なエネルギーを浪費しないよう、新しく追いかけるものをつくり、できるだけ早く「中だるみ」の状態から回復しましょう!
そうやって新たに追いかけはじめたものは、きっとその後のあなたの人生に役立つはずです。
「中だるみ」の期間を無駄な時間ではなく、将来への準備期間に変えられるように頑張っていきましょう!

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