【夏休み中高生向け特集】模試ちゃんと復習できていますか?模試の復習法教えます!

目次

模試の重要性

皆さんは「模試」をどのように捉えているでしょうか?学校で受験したけど、復習せずにそのまま放置…なんて経験をした人も少なくないと思います。

大前提として模試は、全国のライバルの中で自分がどの位置にいるのか、自分の立ち位置から志望校まであとどれくらい距離があるのか、などを示してくれるツールです。

言い換えれば、自分が志望校に合格するために必要な力を教えてくれるのです。ですから、模試を復習をすることで初めて成長することができるのです。

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どうやって復習するの?

とはいえ、復習をする際に「模試のすべての問題を完璧に解けるようにしよう!」なんてやっていてはいくら時間があっても足りません。復習のポイントは、緩急をつけることです。そこで実際に私が実践していた方法をお伝えします。

まずは、時間が足りなくて解けなかった問題を解き直しましょう。この時間は無制限で構いません。

そして、模試の問題を4つに分類します。

①解けて当然の問題 (簡単かつ正解した問題)

②解けて嬉しい問題 (難しいかつ正解した問題)

③解くべき問題   (簡単かつ不正解だった問題)

④仕方がない問題  (難しいかつ不正解だった問題)

この中で、最優先に復習してほしい分野は、③解くべき問題です。

ここには、あなたの弱点が詰まっています。ここを復習することで成長の大きなチャンスが得られます。ライバルとの点差が開きやすい問題は早急に解けるようにしましょう!

その際に大事な復習方法について紹介します。

私は、まとめノートを作成していました。自分がその問題について間違えた原因をまとめノートにメモし、どうすれば解けるようになるかについて、方法論を書きだします。そうすることで、次回以降の模試を受験する前にまとめノートを見返し、同じミスを繰り返さないように意識できます。

また、まとめノートには、自分が忘れていた知識などを自分なりに因果関係を見つけてまとめていました。そうすることで、まとめノートが自分だけの参考書となり、受験での自信にも繋がると思います。

まとめ

最後にここで注意してほしいことがあります。

それは、まとめノートを定期的に見返すということです。

当たり前ですが、1回まとめノートを作ったからと言って知識がすぐに定着することはありません。

反復することで記憶に残るのです。ですから、自分でまとめノートを見返す日を設けるようにしましょう。例えば、まとめノートを作った日から1週間後に復習の日を設けましょう。

まとめノートを見返して、抜けていた知識を確認する、あるいは一旦まとめノートを見ずに間違えた問題だけを見て、正解までの思考プロセスを説明し、詰まったところがあればまとめノートを見返す、などの活用方法があります。

 夏休み前に受験した模試をもう一度見直し、弱点を補強する夏にしましょう!

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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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