「9浪はまい」26歳で早稲田しかないと思った理由

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苦労しました。9浪だけに。

初めまして、濱井正吾と申します。9浪して早稲田大学に入った人間です。苦労しました。9浪だけに。
私は9年間の長い浪人を重ねて第一志望の早稲田大学に入学した人間です。

高校までの私はずっと自分に自信が持てない人間で、否定的な言葉を投げかけてきた親戚など、周囲を見返したいという負の動機から地元の人たちがみんな名前を知っている一流大学に入ろうと思っていました

その中でも早稲田に行きたいという気持ちが強くなったのは、早稲田祭で初めて早稲田のキャンパスに来たときでした。荘厳なキャンパス、活気溢れる早稲田通りと学生たち、超満員の受験生を悠然と見下ろす大隈像。言葉でうまく説明はできないのですが、自分はここに来るべきなのではないか…とおぼろげながら感じました。

絶対に早稲田に行きたい!

そのぼんやりとした感覚が確信に変わったのは、8浪目の早稲田の試験が終わった後でした。

4回受けた入試は全て惨敗。いずれも自己採点するまでもなく結果が分かり、最後の社会科学部の試験を終えた時には今までやってきたことが全部無駄だったと思えて生気が抜けてしまいました。将来に対する絶望感に駆られながら、帰りのバスを取っている新宿駅に向かった記憶があります。

今思えば、ここが大きな人生のターニングポイントでした。

夜行バスが発車するまで時間があったので、駅の近くの紀伊国屋書店で早稲田関連の本を探そうと思いうろついていたところ、たまたま早稲田の受験生応援サークルが発行していた受験情報誌を発見したのです。

そこに載っていた一人の早稲田生の合格体験記を見た途端、自分の人生が一本の線で繋がったのを感じました。内容をまとめるとこうです。

「人生を変えるため、Fランと言われる大学から3浪の年齢で増田塾に入り、1日16時間40分勉強して早稲田大学教育学部に合格」

衝撃を受けました。ここまで熱い想いを持って、人生を懸けて早稲田に入った人がいるということに私はとても心を揺さぶられました。同時に、そこまでして目指す価値がある大学なのだということを実感させられました。

受験勉強・早稲田での経験が「生きる力」に

私も人生を変えるため、偏差値40の高校を出て、一般受験にこだわって受験勉強を続けてきた人間です。ですが、周囲に一流大学に行った人が皆無だったので、心が折れそうになっていました。それでも、この記事を読んで自分に似た境遇から早稲田に受かった人がいることにすごく勇気をいただいたのです。

早稲田に行くしかない。早稲田に行けば、こんな人が沢山いる。そこでの出会いに触発されて人生を変えられるかもしれない。その熱い思いが自分の中で芽生えたことに気づき、自分はまだ終わっていない、気力がある限りは戦えると思ったのです。

それから私は、この寄稿者と同じ予備校である増田塾に入って1日16時間40分には届かなかったものの15時間の勉強をこなし、彼と同じ早稲田大学教育学部に合格しました。

大学に入ってからの生活は刺激的なことばかりでした。多様性を重んじ、どんな人をも受け入れる風土、最先端の学問を教えてくれる教授、高度な思考力で真摯に学問に向き合う学生たち。

いずれも私にとっては27年間の人生で継続的に経験したことのない環境で、今後の人生を生きていく上でも大事になる活力と勇気をいただくことができました。早稲田を目指した熱量や、早稲田での経験・出会いが今すべて、自分の生きる力になっているのです。

幸せな4年間でした。
私はいま、9浪までして早稲田に入ってもまったく後悔していません。

道無き道を往く者はとても辛いものです。
それでもたとえ少しでも誰かの希望になれたら人生が前向きに進むと思い、今日も私は発信を続けます。

どうか、めげずに頑張ってください。

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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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