【試し読み】いっせー先生と学ぶ 中学社会のきほん ６０レッスン

※本稿は、西岡壱誠（著）『いっせー先生と学ぶ 中学社会のきほん ６０レッスン』（文英堂）の一部を再編集したものです。

なぜ「社会」が苦手なのか？

中学生の皆さんにお聞きします。

皆さんは「社会」は得意でしょうか？

もちろん、「得意！」という人もいれば「苦手だ……」という人もいるでしょう。では「苦手だ……」という人はどうして社会科目が苦手なのでしょう？

これも答えは色々とあるでしょうが、その苦手の本質は「暗記」にあるのではないでしょうか？

「社会」とひとくちで言っても、実際は「歴史」・「地理」・「公民」と三つもの分野を学ばなければならず、それら全てに覚えるべき重要事項がたくさんあります。数学や理科と違って計算などがないぶん、いかに効率的に、たくさん暗記するかの重要性が他の科目よりも大きいといえるでしょう。

「いっせー先生」があなたを徹底的にサポート

このことを聞いて「「暗記」は苦手だ……」とか、「頭が悪いから「暗記」なんて無理……」と思ったそこのあなた。

安心してください。

タイトルにもある通り、この本で「いっせー先生」があなたを徹底的にサポートしてくれます。

「いっせー」こと西岡壱誠も、高校時代は偏差値35を叩き出すほど勉強ができませんでした。そこで必死になって自分だけの「勉強法」を編み出し、二浪を経て東大に合格することができました。苦労して編み出したこの勉強のノウハウをもとに、今回は「社会」科目を皆さんと一緒に一から復習していきます。

通常の学習ドリルにあるような一問一答はもちろん、自分にあった勉強法を見つけるための診断テストや、それぞれの分野ごとの勉強法のコツ、さらには生徒からよくもらう質問へのQ＆Aまで。皆さんの学力向上に役立つであろうトピックを本書は全て網羅しています。

「社会科目ができない」という中学生の皆さん、まだ諦めないでください。この本を読めば、きっと社会科目の問題にも喜んで立ち向かえるようになるはずです。