皆さんこんにちは〜!メディア事業部の秋元保菜実です。
今回は、学校推薦型選抜の2種類「指定校制」と「公募制」についての説明と、推薦入試に合格後、どのように過ごすと良いのかについてお話しします!
推薦入試の仕組み
この記事を読んでいるということは、おそらく推薦入試を視野に入れて受験勉強をしているか、推薦入試に合格されている方が多いでしょう。
以下に推薦入試の種類と合否発表のおおまかな予定日を記したのでチェックしてみてください!
推薦の種類
推薦入試は「指定校制」と「公募制」の2つの種類が存在します。
「指定校制」は大学が特定の高校に対して、出願できる学部を指定する入試制度です。出願枠は各高校でも数名ずつと限られているため、人気の大学は高校内で選考が行われて推薦者を選出します。主に私立大で行われています。
「公募制」は、ほとんどの大学で実施されている入試制度です。そして公募制推薦入試の中でも、「一般推薦」と「特別推薦」に分けられます。一般推薦では、大学ごとの出願資格を満たしており、出身高校の校長から推薦された生徒が受験できます。出願できる基準は、評定の平均値である場合が多いです。特別推薦では、スポーツや文化活動における実績などが評価されます。そのため、評定の平均値が基準となる場合はあまり多くないといえます。
どちらにせよ、推薦入試を視野に入れている受験生は、受験資格を得るためにも、普段からテスト勉強にしっかり取り組み、評定をキープする必要があるでしょう。
合否発表はいつ?
推薦入試は例年、出願が11月1日以降、合否発表が12月1日以降となっています。また共通テストを専攻に利用する場合は、合否発表が2月頃になります。
指定校制に出願する際は、9~10月上旬にかけて校内選考が実施されることがほとんどなため、スケジュールや指定校制に出願したい旨を事前に高校の先生に相談するといいでしょう。
推薦入試は一般入試と比べて早く合否が分かりますが、不合格だった場合、すぐに一般入試がはじまることとなります。ハラハラして受験勉強に身が入らないという状況に陥らないためにも、メンタル面で心配な人は、公募制に出願せず、一般入試一本で勝負するという戦略も立てても良いかもしれませんね。
詳細なスケジュールは各大学・学部学科ごとに違うので、ホームページをチェックしてみてください!
大学入学までの過ごし方
もちろん、入学までの期間で大学から課題が出される場合もあるかもしれません。それでも今から本番を控える受験生と比べて時間はたっぷりとあります。何をして過ごすのがベストなんだろう…そんなお悩みに回答していきます!
①読書
時間があるからといって大半の時間をゲームや動画鑑賞に費やしていてはもったいない!
本は財産です。本という実体を持っていなくとも、読書で得た情報や知識は一生モノです。小説のみならず、新書で新しい知見を広げても面白いかもしれませんよ。著者は個人的にミステリー小説が好きなので、興味のある方はぜひ、以下のまとめ記事を読んでみてください!
②英語や語学の勉強
みんなやっておけばよかったと後悔することの圧倒的第1位が、語学、とくに英語の勉強です。課題として大学からTOEICの受検を課されることもあるそうですが、そうでない限り自主的に受検する人は少ないでしょう。
TOEICの勉強やスコアは、後の就活で役立つともいえますし、在学中に留学したい人は、TOEFLの勉強にもなるでしょう。
③免許の取得
「免許持ってる」ってカッコいいですよねぇ。著者も免許を持っています…といいたいところですが、未だに取得していません。
免許未取得の私からすると、東京は別に免許がなくても生きていけるが、免許があった方がいいね!という所感です。
免許があると行動範囲が広がるし、コストコやソロキャンプに行きたい時など、車がないと行けないような秘境でも探検することができます。なにより、免許を持っているというステータスが格好いい(2回目)。
④趣味を極める
皆さんは趣味がありますか。著者は一時期、趣味がなさすぎることが悩みでした(笑)
今はカフェ巡りが趣味の著者ですが、友達にはライフル射撃(趣味の域を超えている?)やアクセサリー作り(実際にInstagramやオンラインで販売していますよ!)を趣味としている人もいます。
他人に誇れる趣味を持つには、趣味を極める必要があると思います(諸説あり)。ぜひ時間のあるこの時期に模索してみてはいかがですか?
⑤旅行する
実は、大学生になると、学割があっても高校生ほど安くならないことが多いです。
それならどうすればいいか。そうです、外に出ましょう!
せっかく時間のあるゴールデンタイムなのですから、普段なら行けないような場所に、国内旅行でも海外旅行でも行ってみてください。異なる価値観を持つ人や文化に出会うことはとってもワクワクしますよ!
まとめ ~学部カーストは存在するのか~
最後に、私が高校生の時に疑問を感じていた「学部カースト」の実態についてお話します。
結論から言うと、学部カーストは存在しません(笑)。安心してください。
加えて、入試方法による差別などもあまりないといえます。「あまりない」というのも、4月に入学して新しく友達づくりをしようという時期に、何も話すトピックがない人が「一般?推薦?」というような話しを繰り広げる可能性があるからです。それでもこの話は大学1年生の春だけ耳にしますし、推薦入試に出願できるだけの評定を持っていたことに尊敬の目を向けられることも多いです。
まとめると、人生の中で一番何をしてもいい期間を獲得したからには、さまざまな体験をしてほしい!ということです。ぜひ有意義な時間を過ごしてくださいね!
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