【試し読み】新しい英検の教科書

1時間でマスター! 新英検方式の教科書
「英検」の大改革を最も早く完全解説!
何がどう変わるのか?ーーどこよりも早く「3ヶ月で英検を取らせる英語塾」が徹底解剖
鍵となる「英文要約」の解き方から予想問題まで、一冊でこれからの英語が丸わかり!

※本稿は、『新しい英検の教科書』(星海社)の一部を再編集したものです。

なぜ今、英検なのか?

「英検は受験に有利」

こんな話を聞いたことはありますか?
今や大学受験を目指す人にとって、英検は必須科目——そう言っても過言ではないほど、今の受験にとって英検(実用英語技能検定)のウェイトは大きくなっています。 高い級を取得していれば入試での加点がある大学は多いですし、英語の試験 が 満点扱いされる大学さえあります。 加えて、入試本番が当日のコンディションに左右されてしまうのに比べ、英検 は 1 年に3回開催されており、複数回受けることができるので、体調や精神的 緊張に左右されにくく、あなた本来の実力を発揮しやすいというメリットもあり ます。

さらに一般入試ではなく推薦入試(総合型選抜入試)でも、英検 1 級や準 1 級 などを持っていることは大きな強みになります。英検と面接、小論文だけで早 稲田や GMARCH に進学することさえ、今では可能なのです。

そして、2024年現在、英検は大きな過渡期にあり、出題傾向が 大きく変わります。 新英検対策をした人にとっては非常に合格しやすい、逆に新英検のポイントを 押さえておかないと合格しにくい仕様に変更されることが予告されているのです。 つまり、今から新英検の対策をしておいた人に有利な制度変更があるわけで、これは準備しないわけにはいきませんよね?

この本について

本書『 新しい英検の教科書』は、新英検で合格するためのポイントを端的に解説した、志望大学への合格をアシストする英検攻略本となっています。 種明かしをしてしまうと、2024年度からの新英検では、新たに追加される「英 語長文の英語要約問題」 が、非常に重要となってきます。これさえ解ければ 合格できる、と言ってもよいほどです。 そのテクニックを解説するのがこの本の目的です。

英文要約の意味


英検に難しい問題が追加されたことを、多くの受験生はマイナスな出来事だと 感じると思います。
しかし、実は一概にそうは言えないと我々は考えています。 なぜなら、新英検の問題は、その勉強の過程でいろいろな英語の問題を解ける力がつく、本質的な問題だからです。
英語長文を短く言いまとめるのは、英語を読解する上で一番重要な能力とすら 言えます。書かれたことを解釈し、自分なりの言葉でまとめるのは、英作文や 英会話をする上でもとても重要です。英検準 1 級以上は、出題された英語長文 を自分の言葉で言い換えなければなりませんが、そこで身につくのは英語で相手の意見を解釈し、英語で表現する上でこの先も役立つ普遍的な能力なので す。
つまり英文要約には、この1冊には多彩な英語スキルが詰まっているのです。 本書を読み、問題を解き終わったら、きっとみなさんの英語力は大きく向上しているはずです!

新しい英検の教科書

著者:西岡壱誠・相佐 優斗・孫 辰洋
出版:星海社新書(2024/3/12)

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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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