カルぺ・ディエム講師の橋本匠(はしもと・たくみ)、塚原健介(つかはらけんすけ)の2名が、2023年6月1日に、武蔵野大学高等学校2年生の生徒を対象に「アカデミックマインド育成講座」の第2回の授業を行いました!今回は「問いを分解する方法」を学びます。
本記事では、講義の様子を、当日講師を務めた塚原がレポートします!
「アカデミックマインド育成講座」とは?
年間10回の講義を通して、これからの時代に求められる「思考力=自分で考える力」を養います。
「なぜ信号は赤・黄・青の三色なのか?」「なぜメロンにはシワがたくさんあるのか?」など、身の回りに溢れる疑問を自分で発見し、仮説を立てて、検証するという一連の思考法を学んでいきます。
この過程を繰り返すことで、思考法を身につけるだけではなく、5教科を複合的に学ぶことができる講座です。
1回目の講義後アンケートより:おすすめ参考書紹介
橋本講師の「こんにちは!」という挨拶に元気に返事をしてくれる生徒たち。2回目ということもあり、前回よりリラックスした様子で講義が始まりました。
授業冒頭では、1回目の授業後アンケートでいただいた質問に回答していきます。中でも多かったのがおすすめ参考書の質問です。
英語・数学・物理の参考書は、理系の筆者が、高校生の時使用していた単語集や問題集を持参して紹介しました。休憩時間に、生徒たちが参考書を手にとりながら、実際にどんな勉強をするといいのかなど、積極的に質問をしてきてくれたのが印象的でした。
知識を使えるまで「問いを分解」する
講義の前半では「問いを分解する方法」を学びました。
東大入試問題をベースにした「江戸時代と明治時代に平均身長が伸びたのは、なぜ?」という質問を生徒と一緒に分解しながら、考えていきます。
すると一見難しそうだった「問い」も、今持っている知識で解けるレベルに!「みんな、この方法なら難しそうな問題も解けそうじゃない?」という橋本講師の問いかけに、生徒たちも頷いていました。
「問い」を5W1Hで捉える
講義の後半では、1回目のキャンパス散策で見つけた「問い」を5W1Hの視点で考えていきます。
※5W1Hとは、「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」の英語である「When・Where・Who・What・Why・How」の頭文字をとったものであり、物事の理由や本質を考えるのに役立つ深掘りの方法の一つのことを指します。
「木の根元にはどうして葉が生えているの?」「空はなぜ青いの?」「かっぱえびせんはなぜやめられないの?」など、一人ひとりが、自分が見つけた問いに対して、真剣に5W1Hを考え、何人かの生徒に発表していただきました。
筆者は今回初めて武蔵野大学高等学校の皆さんとお会いしましたが、とても積極的で、素敵な生徒さんたちでした。また皆さんとお会いできるのが楽しみです。
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