SIY=Study It Yourself プロジェクトは、ICTの普及によって整った学習環境においてもなお課題となる「学習意欲の維持・向上」を目的に始まりました。東大生が生徒と対話を重ねながら、自分なりの“学ぶ理由”を見つけることを支援します。学校ごとの課題に応じて講義パッケージをご提案。受講後は、進路意識の変化や学習への積極性向上など、生徒の内面に大きな成長が見られています。
目次
背景
ICTツールの活用により個別最適化された学習支援の実施が実現され、生徒は場所を選ばず、必要な学習を必要なタイミングでできるようになりました。基礎学力の定着、受験学力の向上に不可欠だが、スタディサプリでは解決しづらい生徒のモチベーション喚起・維持を、受験を通して様々な壁を乗り越えてきた東大生が集まるカルペディエムが担い、「高校生の本当のやりたいをサポートする」プロジェクトとして始動しました。
目的
生徒自身が「なぜ学ぶのか」を内面から理解し、内発的なモチベーションを高めることが最大の目的です。高い目標に向けて努力する受験集団の形成、目標管理や学習効率の改善といった成長支援も行っています。
実施内容
下記を基本パッケージとして、学校ごとの課題に応じてカスタマイズをご提案いたします。

上記パッケージ以外にも、「東大生座談会」や高校3年生を対象とした「受験戦略ワークショップ」などの短期講座、対話型の対面講義を実施しております。
参加者の声
生徒の声
- 勉強はつらいもの。でもやらなくてはいけないものだと思っていたのですが、講師の授業を受けて、自分のなかの勉強のイメージが大きく変わりました。勉強は役に立つのだと意識することで、もっと楽しくなるかも知れないと思えました。
- 勉強は嫌いだと思っていたのですが、普段の生活に役に立つものだと教えてもらえたので、これからはそういう視点で勉強をしていきたいと思いました。英語を勉強すれば外国のアーティストの歌詞の意味がわかるし、歴史を勉強すれば、歴史もののドラマがより面白くなったりするのだろうなと、勉強が少し楽しみになりました。
先生の声
- 講師は、先生でも保護者でもない第三者的な距離感。普段同じようなことを先生から伝えるより、 生徒が素直に聞き入れていると感じる場面も多い。
- 勉強はつらく苦しい側面があるが、「やりたいことをするために勉強は必要で、やりたいことの ための勉強は楽しい」と、生徒が素直に感じられる姿を見せてもらえたのは、本当に良かった。
- 「自分はこれくらいだから・・・」という思い込みが取れてきた。「この大学に挑戦したい」 「大学でこんなことを勉強したい」と自分の言葉で表現する生徒が増えた
- 大学受験を意識し、自分がいま何をしないといけないのか考える生徒が増えた。また、先生に自 ら質問に行くなど、授業に対する積極性が出てきたと感じる。
- 家庭で学校の話をあまりしなかった生徒が、講義で学んだ内容に感動し、学んだ話を生き生きと 話すようになったと聞いた。勉強だけでなく、多くの面でとても良い影響を及ぼしていると感じ ている。
- 普段の学校生活では出会えない人と出会い、刺激を受けることで生徒の成長に繋がっている。
導入校
- 宇都宮短期大学附属高等学校(2019年度~)
- 宇都宮短期大学附属中学校(2024年度~)
- 相洋高等学校(2019年度~)
- 青稜高等学校(2023年度~)
- かえつ有明高等学校(2023年度~)
- 朋優学院高等学校(2024年度~)
- 東京都市大学等々力中学校・高等学校(2024年度~)
- 龍谷大付属平安高等学(2024年度~)
協業
株式会社リクルート
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