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アンケートや地域別での意見交換などを実施する方針
埼玉県の教育委員会は8月22日、県立高校の男子校、女子校の共学化について「主体的に共学化を推進していく」とする方向性を公表しました。埼玉県の男女共同参画の問題に対応する苦情処理委員に対して県民から申し出があり、去年8月、男子校、女子校の県立高校あわせて12校について、早期に共学化を求める勧告が出されていました。
発表の中では、男女共同参画社会の中で、高校の3年間を男女が互いに協力して学校生活を送ることには意義があるとして、県教育委員会が「主体的に共学化を推進していく」という考え方が示されました。また、共学校や男女別学校には多様なニーズがあることから、共学化にあたっては県民の意見を丁寧に把握する必要があるとして、アンケートや地域別での意見交換などを実施する方針も示されています。
一方で、共学化する場合には一定の周知期間が必要だとして、現時点では別学校がただちに共学化するわけではなく、時期を示さずに議論をしていくということです。
NHK「県立高校共学化 埼玉県教委 “主体的に共学化を推進”」首都圏 NEWS WEB、2024年8月22日（最終閲覧日：2024年8月23日）
