文科省、大学入試要項公表 コロナ後遺症や生理による欠席に配慮

文科省、大学入試要項公表 コロナ後遺症や生理による欠席に配慮
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追試験が1週間後に実施されるのは5年ぶり

文部科学省は6月5日、今年度行われる大学入試の実施要項を発表しました。高校などの出欠状況を合否判定に活用する場合、やむをえない欠席が受験生の不利益とならないよう配慮することが明示されました。また、やむをえない欠席の例として、新型コロナウイルスの後遺症のほか、生理痛などの月経随伴症状による欠席が新たに盛り込まれました。

今年度の大学入学共通テストの日程について、本試験は来年1月18日・19日、追試験はその1週間後となる1月25日・26日に行うとしています。新型コロナウイルスの影響で、前回までの追試験は本試験の2週間後に実施されていましたが、5年ぶりに1週間後の実施に戻りました。

試験当日についても、すでに生理による体調不良で追試験を認めている例もあるということで、文部科学省は各大学などに引き続き柔軟な対応を求めるとしています。

NHK「大学入試実施要項公表 高校など出欠状況 生理による欠席を配慮」NHK NEWS WEB、2024年6月6日(最終閲覧日:2024年6月6日)

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この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

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