中学教科書検定、学習指導要領範囲外の「性の多様性」記述増加

中学教科書検定、学習指導要領範囲外の「性の多様性」記述増加
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教科横断的な内容として掲載

文部科学省は3月22日、令和7年度から中学校で使われる教科書の検定結果を公表しました。現行の学習指導要領に沿った中学校教科書の検定は2度目で、10教科100点の教科書が合格しました。一方で社会科歴史の2点が「具体的な検定内容が漏れていた」ことを理由に結果が「未了」となり、検定が継続されます。

LGBT等の性的マイノリティーについては保健体育の学習指導要領で定められた教育内容の外ですが、全ての教科書が「発展的な内容」として掲載しました。今回合格したその他の教科の教科書においても、性の多様性やジェンダーに関する記述が増加しています。

一方で領土問題を巡っては、今回合格した社会科の公民と地理の全ての教科書において、北方領土、竹島、尖閣諸島が日本の「固有の領土」であると明記されています。また、社会科歴史では、山川出版社と学び舎が慰安婦問題を取り上げました。

産経新聞「LGBTに関する記述が増加 学習指導要領範囲外の『性の多様性』教科を横断」2024年3月22日(最終閲覧日:2024年3月25日)

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この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

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