京大と阪大、中1で学ぶ「ねじれの位置」を入試で出題

京大と阪大、中1で学ぶ「ねじれの位置」を入試で出題
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多くの受験生にとってノーマーク

2月25日から26日にかけて行われた国立大学の2次試験の前期日程において、京都大学と大阪大学の数学の試験でともに「ねじれの位置」に関する問題が出題されました。

「ねじれの位置」とは「2つの直線が並行でなく、かつ交わらない位置関係」のことで、中学1年生で学習する内容です。そのため、難易度そのものはそれほど高くない問題でありながら、高校の教材で学習していた多くの受験生の意表を突く出題となりました。

今年の大阪大学の入試では、「ねじれの位置」にある2つの直線の「共通垂線」がただ1つであることを証明する問題が出題されました。「共通垂線」がただ1つであることは多くの受験生が知っていても、それがただ1つであることを証明するためには「ねじれの位置」の定義に立ち返る必要があり、受験生を悩ませる出題となりました。

東洋経済新報社「今年、京大も阪大も「ねじれの位置」出題で衝撃の訳」東洋経済オンライン、2024年2月29日(最終閲覧日:2024年3月1日)

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この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

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