文科省、「全国学力テスト」の結果を公表 思考力や表現力に課題

文科省、「全国学力テスト」の結果を公表 思考力や表現力に課題(出所:文部科学省報告書)
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勉強時間は減少傾向

文部科学省は7月29日、2024年の「全国学力テスト」の結果を公表しました。小学6年生と中学3年生を対象に毎年行われているもので、今年は約186万人の生徒が参加しました。結果の詳細は国立教育政策研究所HP「令和6年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料」からご確認ください。

全国の国公私立の平均正答率は、小学校の国語が67.8%、算数が63.6%、中学校の国語が58.4%、数学が53%でした。思考力や表現力などが必要な問題の正答率は、基礎的な知識が求められる問題と比べて低くなりました。

「全国学力テスト」と併せて実施される学習環境などに関する調査は、今年から全校でオンラインで回答する方式が取られました。2027年度からはテストも全面的にオンライン化する方針です。調査によると、勉強時間の減少傾向が続いており、学校以外での勉強時間が少ない人やゲームをする時間が長い人ほど学力テストの平均正答率が低い傾向にありました。

NHK「『全国学力テスト』結果公表 記述式に課題も無解答率は減少」NEWS WEB、2024年7月29日(最終閲覧日:2024年8月1日)

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この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

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