2023年6月29日に、武蔵野大学高等学校1年生を対象に「映像制作講座」の第5回の授業を行いました。
今回は、株式会社ブシロードムーブ取締役の大貫さんによる最終講義!
講義と映像監督のプロから届いたフィードバックを元に、シナリオのブラッシュアップを行いました。
本記事では、講義の様子をメディア事業部がレポートします!
映像制作プロジェクトとは?
アニメ、映画、YouTubeなど、私たちの身の回りは映像で溢れています。
皆さんは、さまざまな映像が、どのような目的で、いくらかけて、どのように作られているか知っていますか?
映像制作には「ビジネス」「表現力」「技術力」を学べる要素がたくさん詰まっています。
弊社ではその点に着目し、生徒たちが映像制作を通して、ビジネス的な視点を養い、魅力的なメッセージの伝え方を学び、チームでのものづくり手法を学んでいく、そんな講座をつくりました。
カスタマージャーニーを考える!
授業冒頭では、映像シナリオを考えた生徒たちに向けて、講師の大貫さんがこんな言葉を投げかけます。
「みんなが今作っているシナリオって“武蔵野の部活動は楽しい!”“武蔵野の学食のカツカレーは美味しい!”ってなってしまってない?それって本当にそうなのかな?他の学校は違う?」
ビジネスの現場に当てはめると、消費者は商品を購入するまで様々な工程を経ていきます。それが「カスタマージャーニー」です。
カスタマージャーニーの1つに「他の商品との比較検討」があります。同じ値段だけどこっちの方が成分がいいなど、差別化できるポイントを探し、消費者にアピールしていきます。
今回の動画も同様で、他の学校と検討している中学生に向けて、武蔵野高校にしかないポイントを伝えて、「武蔵野高校に行ってみたい!」という意識を創出する必要があります。
大貫さんの講義を元に、他の学校と比べながら、どのような表現をしたら中学生が「武蔵野高校の方が楽しそうだ!」「受験を頑張ろう!」という気持ちが湧くのかを考え、彼らの感情や意識を整理していきます。
シナリオをブラッシュアップ!
さらにシナリオをよりよいものにしていくために、映像監督のプロから届いたポイントを意識して、ブラッシュアップしていきます。
意識したいポイントは2つ!
- ストーリーをつくること
- 障害や障壁を乗り越えるシーンを入れること
グループごとに、シナリオの「起承転結」を見直していきます。
【起】でどんな障壁にぶつかっているのか問題を提起し、【承】で何が起こっているのか、問題の詳細を表現し、【転】でその障壁に対して解決策が提示され、【結】で壁を乗り越えた様子を描くことが大切です。
ストーリーが自然な流れになっているか、【転】が物語の中でいきているかなど、中学生の目線になって、各グループがシナリオの仕上げをしました。
次回は、学校を飛び出しスタジオでアフレコ体験!シナリオの先で、どんな仕事があるのか、実際に体験していきます。
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