2023年6月1日に武蔵野大学高等学校の高校1年生を対象に「映像制作プロジェクト」の第2回目講座を行いました。
今回の講義テーマは「メディアミックスと広告戦略」について。
講演の様子をメディア事業部の秋元保菜実(あきもと・ほなみ)がレポートします!
映像制作プロジェクトとは?
アニメ、映画、YouTubeなど、私たちの身の回りは映像で溢れています。
皆さんは、さまざまな映像が、どのような目的で、いくらかけて、どのように作られているか知っていますか?
映像制作には「ビジネス」「表現力」「技術力」を学べる要素がたくさん詰まっています。
弊社ではその点に着目し、生徒たちが映像制作を通して、ビジネス的な視点を養い、魅力的なメッセージの伝え方を学び、チームでのものづくり手法を学んでいく、そんな講座をつくりました。
メディアミックスと広告戦略
今回も、人気アニメ作品のプロデューサーとして活躍する、株式会社ブシロードムーブ取締役・株式会社ゲームビズ代表取締役社長の大貫佑介さんをお招きし、「メディアミックスと広告戦略」について考えていきます。
メディアミックスとは、商品を広告・CMする際に配信、アニメ化、グッズ化といった特性の異なる複数のメディアを組み合わせることにより、各メディア間の相乗効果によって商品の認知度を高め、消費者の購入意向を増大させる手法のことです。
大貫さんは今回の講義を通して、1つのアニメが出来上がるまでにいろんな人が関わって、それぞれが自分の役割を果たしていることを伝えるために、生徒がグループで取り組む疑似体験ワークを展開しました。
生徒たちからは、大貫さんがテレビやアニメ業界で働こうと思った経緯や現場の話、海外にウケやすいアニメについてなど、生徒自身の興味に関する質問もたくさん寄せられました!
映像制作の疑似体験ワーク!
第1回講義では、映像制作の「需要」と「役割」についてみんなで考えました。
第2回となる今回は、広告戦略立てに取り組みます。「高校生にホロライブイベント*を宣伝するならどんな取り組みをするか」というお題をもとに、グループで広告の戦略を練ってもらいました。1つのグループの中に、プロデューサー、ディレクター、広告・宣伝担当、カメラ、編集といった役割があり、実際の仕事同様、チームのみんなで助け合って戦略立案を行うという実践的なワークでした。
*ホロライブとは、カバー株式会社が運営する“ホロライブプロダクション”というVTuber (バーチャルの世界に住むYouTuber) 事務所に所属する女性VTuberグループのこと。
実際に体験してみて感じたギャップやワクワク感など、生徒たちが楽しんで取り組んでくれた感想がたくさん寄せられました。その一部を紹介します。
「ただ広告を作るのではなく、5W1Hを考えることの大切さを学んだ」
「自分がこれまで思っていたよりも綿密に戦略を練られていて、リアルな映像制作を知れた」
「チームで意見を出し合って一つの案を発表したことが面白かった」
「広告を出すには宣伝費がかかるということを知って驚いた」
次回は、映像制作プロジェクト講座の第2回「KJ法によるアイデア出しとコンテンツ決め」。動画制作というミッションに向けて、いよいよ本格的に始動していきます!
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講師は現役東大生!偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠をはじめとして、地域格差・経済格差など、さまざまな逆境を乗り越えた現講師たちが、生徒に寄り添って対応します。
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