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選考結果も発表、倍率約5.1倍
文部科学省は6月25日、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」の大学生などを対象とした「2024年度(第16期)派遣留学生」の選考結果を公表しました。また、円安や急激な物価高騰の影響によって留学を断念せざるを得ないなどの状況を回避するため、留学準備金を増額して支給することもあわせて公表されました。
2024年度(第16期)には大学2年生以上の1,347人が応募したのに対し、採用者数は260人で、倍率は約5.2倍となりました。大学1年生の応募者数は22人、採用者数は7人で、倍率は約3.1倍でした。合計すると、応募者数1,369人に対し、採用者数は267人で倍率は5.1倍となりました。
留学準備金は、アジア地域への留学については当初の15万円から21万円、それ以外の地域への留学については当初の25万円から35万円まで増額されます。なお、高校生などを対象とした拠点形成支援事業「2024年度(第9期)」についても、同様の措置が取られるとしています。
ReseEd「大学生対象『トビタテ!留学JAPAN』留学準備金を増額支給」ReseEd、2024年6月26日(最終閲覧日:2024年6月26日)