2025年7月28日、笠間書院より『東大理III 合格の秘訣 Vol.40 2025』が発売されました。
本書の企画・取材・執筆・デザインを手がけたのは、西岡壱誠を中心とした、カルペ・ディエムのメンバーたち。メンバーが一丸となって、受験生にとって本当に必要な“合格のリアル”を届けるために取り組みました。
日本最高峰の頭脳が集まる東京大学理科Ⅲ類(通称:理Ⅲ)。
その合格者はどのような人物なのでしょうか。天才?それとも努力家?
本記事では『東大理III 合格の秘訣 Vol.40 2025』より5人の全く異なる受験生の紹介文を抜粋し、その疑問にお答えします!

『東大理III 合格の秘訣 Vol.40 2025』から一部抜粋!
No.3
Uさん「周りの友達よりも賢くない」からこそ見える努力のやり方
もともと本が大好きな少年だったUさんは、中学受験を経て摑み取った新たな環境で、自分よりも賢く勉強熱心な友人と出会い、憧れるようになります。「自分よりも頭のいい人」に囲まれた彼は、腐らずに「賢くないからこそ努力で補う」ことを念頭に勉強を続けました。努力で才能を凌駕するための方法を教えてもらいましょう。
No.5
Oさん 「女一人でも社会で戦える資格」を求めて
「女性だと会社での昇進に差が出る」「女性だと出世コースに乗れない」。そういった噂を聞いたOさんは、いつしか周囲の差別や圧力に負けず、自らが未来を切り開くための力を求めるようになりました。社会で認められる力、すなわち「資格」。その中でも世界共通で求められる医師を目指したのは、必然なのかもしれません。
No.12
Sさん 「遺伝子治療の最前線に」地方からの東大受験の実態は
高校の授業で、生化学の世界的権威による講義を受講してから、遺伝子研究に興味をもち始めたSさん。高校生の時に参加した東大のオープンキャンパスで遺伝子に関する講義を受講したことから、日本最先端の遺伝子研究施設である「遺伝子・細胞治療センター」を目指すようになりました。鉄緑会生を押しのけて合格を摑み取った握力の秘密に迫ります。
No.18
Tさん 「AIの発達に脅かされない職業選択を」再受験に至る覚悟
もともと東大理Ⅰに入学し進学先の工学部で勉強していたTさんでしたが、AIの急成長から「将来の選択肢をプログラムに代替される未来」を察知し、代替されないであろう医師になるため進路を急転換しました。積み上げたものを投げ出し、再受験に至るまでの覚悟と挑戦の様子を伺います。
No.24
Mさん 「塾なし・地方から現役東大理Ⅲ」部活動で得た根性が見せた奇跡
沖縄県出身のMさんは、塾に全く通わず、高校3 年生の7月まで毎日野球部として活動しながらも、現役で東大理Ⅲに合格した傑物。もちろん、部活動で疲れて勉強できない日もあったそう。奇跡の現役合格を実現したのは、「過酷な部活で培った気合と根性」の賜物でした。
まとめ
いかがだったでしょうか。紹介文を読むだけでも様々なタイプの理Ⅲ生がいることがわかりますね。
本書『東大理III 合格の秘訣 Vol.40 2025』ではそんな一人一人のバックグラウンドや主張に焦点を当てて、彼らが作り上げたそれぞれの物語を紹介しています。
続きは『東大理III 合格の秘訣 Vol.40 2025』でぜひご一読ください!

東大理III 合格の秘訣 Vol.40 2025
監修:西岡壱誠・じゅそうけん
編著:東大カルペ・ディエム
東京大学理科三類は、日本の大学受験で最難関だと言われている学部であり、医学部進学を目指す国内屈指の秀才が集うことで知られています。
本書は、毎年合格者約100名のうち20-30名に取材・アンケートを実施し、それをまとめたものになります。
どんな親のもとで、どんな受験勉強をして、どんな苦労があったのか?その軌跡を辿ります。


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