海外大学に進学するには?準備物からスケジュールまで徹底解説!

海外大学に進学するには?準備物からスケジュールまで徹底解説

近年、国内の進学校やインターナショナルスクールに通う学生たちの中で、海外大学への進学を目指す動きが増加しています。

特に、ハーバード大学やスタンフォード大学といった、世界的に名高い大学への進学を志す学生が増えており、グローバルな視点で学びたいという希望が強まっています。

では、これらの超一流大学に合格するためには、どのような準備をすれば良いのでしょうか?

今回は、海外大学に進学を希望する方、またはその可能性について少しでも興味のある方々に向けて、合格に向けた具体的な準備方法をご紹介します。

目次

海外大学へ進学するメリット

本題に入る前に海外大学へ進学することによるメリットを再確認しておきましょう。どうして海外大学に行きたいのか、なぜ日本の大学ではダメなのかを考える際の助けになるかもしれません。

英語力が身につく

一つに英語力の強化があります。

まず海外大学に入学するためにTOEFLやSATの対策を行う必要があり、非常に高度な英語の技能が求められます。そのため入試対策だけでも高い英語力を身につけることができるはずです。

当然入学後は授業も友達も生活も全て英語になるため強制的に英語力は向上します。

海外の大学ではスピーチ課題や論文課題も毎週のように多く課されるため必死で勉強していくうちに必ず英語力は飛躍することでしょう。

英語が苦手な人が多い日本の中でそれほどの英語力を身につけた人材は貴重ですね。

視野が広がる

海外では、「あなたはどんな人間でどんな意見を持つのか」を問うというのはどこの大学においても共通している事項だと思います。

私の知り合いでシドニー大学に通っている友人は、国際関係の講義で突然、日韓問題について日本人として意見を求められ、韓国人の学生と議論をしたそうです。

このように海外の大学では多様性を認め、個人の背景によって意見が異なることを前提に授業が進みます。

そのため授業中に必ず「あなたはどう思うのか」を問われるそうです。そんなカルチャーの中で学生一人一人が自己主張をして対話を行うのです。

日本では絶対に体験することのできない国際体験を通じて、視野が広がることは間違いないでしょう。

 卒業後の選択肢が広がる

海外の大学に進学するメリットとして卒業後の選択肢が広がるということも挙げられます。

海外大学で四年間学んでいた場合、さらにそこから海外の大学院で学ぶという選択肢も当然のように思えてきます。

また、ボストンキャリアフォーラム、通称ボスキャリといったイベントにおいても自分の経験を生かして強い立ち回りができるでしょう。待遇の良い仕事につくことができるかもしれません。

海外大学へ進学するデメリット

これだけ魅力的な海外の大学ですがデメリットも当然存在します。一度進学を目指す前に見ておきましょう。

費用がかかる

最大のデメリットとして巨額の学費が挙げられます。

円安による為替の影響も受ける中、現在も高騰し続ける大学の学費は凄まじいです。

例えば、アメリカの大学の平均の学費は年間約570万円程度です。アメリカの中でもivyリーグと呼ばれる世界的にトップの大学の場合さらに費用は高くなります。

(参考:https://www.tryeting.jp/column/11877/

当然、留学する国によっても異なり、オーストラリアなどはアメリカと比べると比較的安くはあります。

それに加えて生活費も必要ですので相当なお金がかかることでしょう。

じゃあ海外大学は無理じゃん。。。と思った方もいるかもしれませんが安心してください。

海外大学、およびその進学を支える支援機関による奨学金も多数存在しています。

海外の大学では優秀な学生に対しては学費を全額免除するなど奨学金を出すことはまれではありません。

日本の財団の中には、百万円単位で支援をしてくれる給付型の奨学金を提供しているところもあります。

 入学時期が異なる

これは学費と比べると大したハードルではないかもしれませんが海外の大学は入学時期が異なります

イギリスやアメリカは九月入学が基本です。オーストラリアの場合は2月〜3月と7月に入学のタイミングがあります。

そのため進学したいと思う大学や国によって入試の対策を始める時期を確認しておくのが良いでしょう。

海外大学の受験形式

どの国の大学に進学したいかによっても当然入試の方式は変わって行きます。そのためここでは、どの国の大学に進学するにしても共通する必要な準備事項を確認していきます。

受ける必要のある試験

英語力検定試験(TOEFL、IELTS)

海外の高校やインターナショナルスクールで高校生活を過ごしていない限り必ず受ける必要があります。

 大学ごとに必要なスコアは異なるため自身の進学したい大学に合わせて目標を決めましょう。

一般的に海外の大学に進学したい場合、TOEFLだと80〜90、IELTSだと6.5〜7のスコアが必要です。

世界的にトップの海外大学の場合TOEFLだと100、IELTSだと7.5以上のスコアが求められます。

各国の成績試験(SAT、IBなど)

海外の大学にも共通テストのようなほとんど全ての学生が受験する成績試験のようなものが存在します。

アメリカ系の場合はSAT、イギリス系の場合はIBを受験するのが一般的だと思います。

SATは日本国内で何度も受験できる一方、IBは一度きりしか受験できません。

SATは受験会場や頻度が低いため早めに受験を済ませておくのが望ましいと思います。

海外は書類審査と面接が中心

海外の大学の場合、学力は上記の共通試験や高校の成績によって確認されます。

当然学力も重要ではありますが、日本の高校で学んでいる学生にとっては実は学力自体はそこまで高いハードルではないように感じます。

では、入試の合否に重要なのは何かというと書類審査と面接です。

書類審査では、志望動機といったベタなものから少し変わり種のエッセイ課題の提出が求められる場合もあります。

例えば、プリンストン大学の入試では「あなたの今の人生にバックグラウンドミュージックをつけるとしたらそれはどんな音楽ですか?」という問題が提示されたこともあります。

このような問題を通して、自分はどんな人間で、どんなことに興味があり、数ある大学の中でこの大学に入学したい理由を語るというのが必要になります。

エッセイや経歴がユニークであればあるほど合格へ一歩近づくと言えるでしょう。

留学生入試の利用

大学によってはファウンデーションコースという留学生用のコースを提供しているところもあります。

ファウンデーションコースでは一年ほど英語のキャッチアップなどが行われ、留学生のための授業が展開されます。

入試形態も留学生向けとなっており、IBを取得していない学生でも入試に挑むことができます。

大学進学までのスケジュール

では次に海外大学合格を勝ち抜くためのスケジュールをご紹介いたします。

高校2年生まで:情報収集と英語試験

高校3年生になると各大学の入試問題(エッセイ課題)が公開されていきます。そのため英語の試験対策や情報収集に時間をかける時間がなくなってしまいます。

エッセイ課題が公開される高校3年生の夏頃までには少なくとも必要な試験のスコアや情報収集は終わらせておく必要があります。

英語の試験などは高校1年生の末ごろには一度受けておくのが良いかもしれません。

情報収集ですが、志望校選びやその理由も含みます。特に海外の大学の場合、志望理由やその大学でのビジョンは明確に提示する必要があります。

その大学にしかない文化、その大学にしかない学問研究、その大学にしかいない教授などを調べておくのが良いでしょう。また、その大学で何をして、どのように貢献できるかについても自己分析を行えると良いと思います。

「あなたがその大学に行かなければならない理由」を考えてみましょう。

高校3年生まで:課外活動

海外大学の入試におけるエッセイでは「あなたはどんな人物か」が問われます。そしてそれを語ることができるのは高校での課外活動や実績です。

例えば、口先だけで数学が好きですといっても誰も信じませんし、第一魅力的ではありません。海外の大学はちょっと数学が好きな人間を求めているのではなく、数学が好きすぎて高校時代に自分で研究を進めてしまうような熱狂的な数学信者を求めているのです!

今のは少し誇張した例ですが大切なのは形として、実績として自身の活動が残っているかどうか、そしてそれに情熱が注がれているかどうかです。

そのため、もし海外の大学を目指すのであれば、自分の興味のあることを一つか二つほど見つけそれを極めるのが良いと思います。

必ずしもそれはボランティアや生徒会といった公共のためのものである必要はなく、スポーツや芸術、学問であっても歓迎されます。

ゲーム好きでゲームを自主制作した結果、入学を勝ち取れたケースなども存在します。

高校3年生夏以降:出願・受験

高校三年生の夏になると課題のエッセイが公開され、出願も同時に許可されます。海外の大学にも併願入試や専願入試といった二つの形態が存在する場合もあります。

専願の場合は少し出願時期が早い(11月から12月)ため優先的にエッセイを仕上げると良いでしょう。

大学によっては面接を行う大学もあります。面接はその学校を卒業したOBやOGによって行われ、志望動機や事前に用意されていたであろう質問が尋ねられます。

費用 

受験に際して、受験費用がかかります。海外の大学の場合、合否が読みにくい特性からたくさんの学校に申し込むケースが多いため受験費用が高くなってしまう場合も多いです。

受験費用はアメリカの場合Common app、イギリスの場合UCASという大学入試申し込みサイトを通じて支払います。

帰国後の進路について

帰国後の進路は海外大学院に進学する人もいれば、海外にそのまま住んで働く人もいます。当然日本に戻って日系企業に務めたり、起業をしたりする方もいます。

なんにせよ海外大学に飛び込むバイタリティーの高い学生ですので、さまざまな分野で成功を収めているケースが多いように感じます。

まとめ

今回はざっくりと海外大学入試とその準備について解説を行いました。海外大学の受験は準備こそ大変ですが、自己分析をするとても良い機会のように感じます。日本の勉強ばかりの大学入試に飽きてしまった人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか!


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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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