小倉優子さん大学受験:英語教育のプロ 牧野智一先生へインタビュー!

小倉優子さん大学受験:英語教育のプロ 牧野智一先生へインタビュー!

カルペ・ディエムでは、去年の1月から、テレビ番組「100%!アピールちゃん」並びに「月曜の蛙、大海を知る。」で、タレント小倉優子さんに受験指導を行ってきました。

1年間の指導を担当したのは、弊社カルペ・ディエムの様々な東大生講師や、お付き合いのあるベテラン講師の皆様です。

今回は、ベテラン講師の1人、英語教育のプロ、牧野智一先生へ小倉優子さんの受験指導を終えた感想をインタビュー! コメントをいただきました。

牧野智一(まきの・ともかず)先生

通訳者・翻訳家。ワールドアリーナ株式会社 代表取締役。常葉大学外国語学部講師。
1963年、静岡県掛川市生まれ。大学卒業後、英会話のイーオンに入社し、国際ソフトボール大会における専属通訳や、プレイステーション用ゲームソフト「バイオハザード」の字幕制作などを手掛ける。
1996年、英会話のイーオンを退職し、独立。独立後は、元アメリカ大統領のジミー・カーター氏の会見通訳や、アトランタ夏季オリンピックのIOC公式通訳、アメリカのメジャーリーグの各球団広報通訳など、通訳者として多方面で活躍。また、通訳の仕事と同時に務めていた予備校の代々木ゼミナールの英語授業では、「面白く、かつわかりやすい! 」と生徒の間でたちまち評判となり、講師の人気ランキングで1位を獲得する。
現在は、第一線で通訳者として活躍する傍ら、高校や大学の教育関係者へ授業を行ったり、英語スクールで一般向けにも授業を行っている。
2020年東京オリンピック代表通訳。著書に『一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書』『一度読んだら絶対に忘れない英会話の教科書』などがある。

自分は英語を教えさせていただきました。正直、中学英文法レベルからの勉強になったので、最初は「この学力で大丈夫だろうか」と思うことがとても多かったです。
しかし最後は、きちんと点数に繋がっていきました。本当に、通常の受験生ではあり得ないようなジャンプアップをするようになったと感じています。

そんな小倉さんに対して、自分が「すごいな」と感じたことは、2つあります。
まず1点目は、「納得することへのこだわり」です。私は何年も英語を教えていますが、あんなに「なぜこうなるのか」に対して強く拘って勉強している人は初めて見ました。
「なぜ、この英文法はこうなるのか」
というロジックをしっかりと明確にしたい、ということを考えていました。
「これはこういうものだから、覚えてしまおう」という形ではなく、「なぜそうなるか」ということを考えることに対して、非常に強くこだわりを持っている、というのはとても勉強に向いていると思って教えさせていただきました。

そして2点目は、「逃げ道を断って努力していた」という点です。
普通、受験勉強をしていて、辛いことや悲しいことがあったとしたら、「もういいや、浪人しよう」「受験なんて辞めて、働こう」というように、逃げ道を持ってしまうものです。しかし小倉さんは、一度もそんなふうにはしませんでした。
それはきっと、受験が「自分のためのもの」ではなく、誰かのためのものだったからでしょう。
小倉さんの最初の出発点は、「子供のために頑張りたい」だと言っていました。
そして、どんどん努力していく中で、小倉さんは「教えてもらった人、この企画を応援してくれているみなさんのために」という言葉が増えていきました。多くの受験生・普通の人は有名大学に行きたいとか、大学でこんなことを学びたい、自分の得を考えてしまいます。でも小倉さんは、ベクトルが自分ではなく、他人に向いていた。だからこそ、411日間ずっと努力し続けられたのではないかと思うのです。

このプロジェクトに関われてよかったです。本当にありがとうございました!


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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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