目次
アプリと連動するIoT製品を鉛筆に取り付けて記録
青森市の沖館小学校は、大手文具メーカー「コクヨ」と連携し、インターネットにつながるIoT製品を活用して家庭での学習意欲などを分析する取り組みを始めました。5月1日から7月末までの3ヶ月間、小学校2年生と3年生のうち希望したおよそ80人の児童の家庭を対象に行われています。
沖館小学校では、低学年のあいだに家庭学習をいかに定着させるかが課題となっています。今回の取り組みでは、鉛筆に取り付けることで、スマートフォンのアプリと連動して学習時間の記録などができるIoT製品を活用しながら定期的にアンケート調査などを行って学習意欲の変化や学力の変化などの分析を行うということです。
今回の取り組みは、民間の技術を活用した実証実験などを支援する青森市の事業の一環で行われているものです。沖館小学校の大賀重樹校長は「子どもたちの頑張りが可視化されることになり、家庭学習を進めるきっかけになるといいかなと思う」と話しています。
NHK「家庭での学習意欲など IoT製品活用し分析 青森市の小学校」青森 NEWS WEB、2024年5月31日(最終閲覧日:2024年6月10日)