2025年度入学者向けの「合同ランドセル展示会」全国で開催

2025年度入学者向けの「合同ランドセル展示会」全国で開催
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今年のテーマは「子どもの負担軽減」

現在開催されている「合同ランドセル展示会2024」は、国内最大規模のランドセルの展示会です。全国13のメーカーから約900本のランドセルが集められ、2025年春に入学する子どもとそのご家庭に向けて、4月から6月にかけて全国で行われます。

2025年のテーマは「子どもの負担軽減」とされ、登山で使われるリュックサックのノウハウを応用したランドセルや、多くの部分で革の代わりにナイロン系の生地を使用することで強度を保ちながら軽量化し1kgを下回るランドセルなど、工夫の凝らされたランドセルが多数展示されています。

ランドセル工業会によると、2024年に入学した子どもの家族のランドセル購入額は平均して約5万9000円で、2011年と比べると2万円以上増加しているとのことです。展示会の主催者は「子どもは減っているのに、参加(来場者)がどんどん増えてる」と話しています。

先着予約制で、入場無料です。日程等の詳細については「合同ランドセル展示会2024」公式HPをご確認ください。

フジニュースネットワーク「“ラン活”テーマは『子どもの負担軽減』 2024年入学のランドセル平均購入金額は5万9000円」FNNプライムオンライン、2024年4月14日(最終閲覧日:2024年4月16日)

東大生の考察:激化する「ラン活」

ランドセルの購入に向けた活動は近年「ラン活」と呼ばれ、入学前年の4月から5月がランドセル予約のピークであると言われるほど早期化しています。メーカーによっては発売日のうちに完売する製品もあり、希望のランドセルを入手することが難しくなっています。

従来は黒や赤の画一的なものが定番とされていましたが、多様なデザインと機能を有する製品が増えたことで、選択肢の幅が広がりました。少子化を背景にこだわりを持って高級なランドセルを選ぶ保護者が増えたことも「ラン活」が激化している要因のひとつといえます。

ランドセル選びにおいて子どもの意見を尊重することは大切ですが、とはいえ子どもの意見や好みは移ろいやすいものです。身体が成長することでサイズが合わなくなることもあります。その時々の子どもの意見を尊重しつつ、機能や価格などの面でも悔いのない選択ができるよう、入念な下調べをして「ラン活」に臨みましょう。

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この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

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