浪人生活が始まるとき、多くの受験生が抱くのは「次こそは」という決意と、それ以上に大きな「どうすれば受かるのか」という不安です。とくに、現役時代にがむしゃらに勉強して結果が出なかった人ほど、自分の現在地を見失い、暗闇の中を走っているような感覚に陥ります。
カルペ・ディエムが主催する『東大特化学習支援』は、そんな受験生の「迷い」を解消し、志望校合格に導くための場所です。今回は、現役時代の挫折から見事に難関大合格を勝ち取った2人の受講生、T君とB君の軌跡をオムニバス形式でお届けします。
インタビューを担当するのは、元受講生兼講師の野村純矢です。同じ浪人経験を知る立場として、彼らがどのようにして「自分に合う受験戦略」を見つけ、合格を掴み取ったのか。その軌跡を詳しく掘り下げていきます。
完璧主義を捨て、優先順位を見極めたT君の軌跡
現役時代との決別
本日はよろしくお願いします! まずは、浪人が決まった瞬間の心境を教えてください。
よろしくお願いします。僕は小中高とずっと塾に通った経験がなくて、現役のときは全部自分のやり方で進めていたんです。でも結果はすべて不合格でした。浪人が決まったときは、一通り全範囲を勉強し終えているからこそ「次に何をすればよいのか」がまったくわからなくなっていました。基礎が大事だと言われても、自分のどこが脆いのかを客観的に見る力がなかったんです。
なぜこの『東大特化学習支援』を受けようと思ったのか、きっかけを教えてください。
説明会で「勉強内容そのものだけでなく、戦略やスケジュールの立て方を教える」という話を聞いたのがきっかけです。いまの自分に足りないのはそこだ、と直感しました。正直、勉強法を教わることへの抵抗はまったくなくて、むしろプロのアドバイスを素直に聞いて、まずは言われたとおりにやってみようというワクワク感のほうが強かったです。
その素直さはT君の強みだね。実際に始まってみて、とくに印象に残っている講義はある?
西岡さんのアクティブリコールの話ですね。講義を受けたあと、テキストを見ずに状況設定や解法の流れを自分の頭だけで再現する。これを徹底するように言われて。それまでは「なんとなくわかった」で終わらせていた基礎が、この方法を試すことで「自分の言葉で説明できる」レベルまで引き上げられました。これが成績がグッと伸びる大きな転換点になったと感じています。
完璧主義を捨てた効率的な勉強
アクティブリコールは僕も受験生のときにかなり意識してました。ほかにも、日々の計画作りで具体的に取り入れた手法はありますか?
僕は性格的に「全部完璧にやりたい」と思って、結局予定を詰め込みすぎてパンクしてしまうタイプでした。そんなとき、講義で教わったマトリックスによる優先順位付けがすごく役に立ちました。復習の重要度をしっかり分類することで、いますぐやるべきことと、後回しにしてよいことを切り分けられるようになったんです。
浪人生って時間が無限にあると錯覚してしまって、焦ると全部に手を出したくなっちゃいますよね。
そうなんです。それと、カレンダーを使った逆算的な計画立ても最後まで続けました。ゴールからいまやるべきことを逆算して考える習慣がついたおかげで、目の前の課題に集中できるようになりました。あと、野村さんとの出会いも僕にとっては大きかったんですよ。
え、僕が何か役に立ちましたか? (笑)
私立の併願校を迷っていた時期に、野村講師が「慶應薬学部の入試は化学1科目に特化した戦略で戦える」と教えてくれましたよね。あれで「自分の得意な化学を徹底的に磨こう」と決意が固まりました。それからは化学の隙間時間を活用して一問一答アプリをしたり、苦手だった構造決定の問題に取り組んでみたりなどしました。最後には化学を楽しんで取り組めるくらい得意になりました。あのアドバイスがなかったら、いまの合格はなかったかもしれません。
「東大対策」が教えてくれた、一生モノの自信と戦略
そう言ってもらえてとても嬉しいです! T君は途中で第一志望を北大に変えたけれど、そのときの葛藤や不安はありましたか?
共通テストの結果を受けて志望校を変えましたが、不思議と不安はありませんでした。東大を目指して高いレベルで戦略を練ってきたという自負があったので、志望校が変わっても「これまで通りどう得点を積み上げるか」を冷静に考えることができたんです。
試験本番でも、どこで点を稼ぐかを冷静に判断できました。このコースで学んだ「戦略的な復習」や「得点の取り方」は、模試だけでなく本番でもそのまま活かされました。どんな困難にも立ち向かえるという強い自信がついたのが、この1年間の最大の収穫です。
この経験は大学に入ってからも活きそうですか?
間違いなく活きると思います。目標から逆算して計画を立てる習慣は、大学での膨大な学習にも通用する一生モノのスキルだと感じています。塾に通ったことがなくて戦略の立て方が分からない人や、基礎はあるのに得点に結びつかないと悩んでいる人に、ぜひこのコースをおすすめしたいです。
最後に、来春に志望校合格を目指す後輩たちにメッセージをお願いします。
夏前までがすべてだと思って、必死に食らいついてください。基礎ができていると思っている人でも、夏前までにどれだけ質高く土台を固められるかで、秋以降の伸びがまったく変わってきます。挫折しそうなときもあるかもしれませんが、最後まで自分と自分の戦略を信じて走り抜けてほしいです!
ありがとうございました!
「全落ち」の絶望から、原因分析を武器にしたB君の軌跡
足りないものを知ることから
B君、今日はよろしくお願いします! B君の現役時代の状況から伺いたいのですが、かなりタフな経験をされたそうですね。
ありがとうございます。そうですね、現役のときは前期に東大、後期に東北や筑波を受けて、私立も早慶や理科大と幅広く挑戦したのですが、結果はすべて不合格でした。当時は自分に合った勉強法も分かっていないし、具体的な計画もないまま、ただ試験に立ち向かっていた。だから浪人が決まったときは、また同じ失敗を繰り返すんじゃないかという不安がすごく強かったです。
全部不合格という状況から立ち上がるのは、相当なエネルギーが必要だったはずです。その中で、この『東大特化学習支援』を受けようと思ったきっかけは何だったんですか?
三者面談で説明を受けたとき、勉強法やスケジュールの立て方といった「勉強の根幹を支える部分」のサポートが充実していると知ったからです。自分に欠けていたのは自己管理のプロセスだと感じていたので、ここならそれを学べると思いました。現役の東大生や経験豊富な講師に直接質問できる体制も、僕にとっては魅力的でした。
勉強法を教わる、という形式に対して抵抗はありませんでしたか?
むしろポジティブでした。現役のときの塾でも、先生がたまに話してくれる勉強のコツみたいな余談が大好きだったんです。それが体系化された講座として受けられるのは、自分にとっては「嬉しいおまけの詰め合わせ」みたいなイメージで、すごく期待感がありましたね。
原因分析という武器
講義のなかで、とくに自分の常識を覆されたようなエピソードはありますか?
古典の小野講師の講義です。僕は理系志望なので、正直、古典にはあまり興味がなかったんです。でも、小野講師が新古今和歌集への愛を情熱的に語る姿を見て、衝撃を受けました。自分が好きではないものに対して、これほどの熱量を持って向き合える世界があるのかと。その熱に触れたことで、食わず嫌いしていた古典が急に身近に感じられて、自分の世界が広がった気がしたんです。
講師の熱量が、科目の壁を越えて伝わったんですね。勉強法についても、具体的に取り入れたものはありますか?
一番の収穫は、原因分析の習慣です。これまでは模試の結果をただの数字として見て、一喜一憂するだけでした。でも受講してからは、なぜ間違えたのか、思考のプロセスに問題があったのか、知識不足だったのか、などミスの原因を細かく分類するようになったんです。
間違いの種類を分け、冷静に分析する。それはまさに、このコースが大切にしている客観視の姿勢ですね。
そうです。入試本番から逆算して、夏までに何点、秋までにどのレベル、と戦略的に計画を立てる手法も、日々の学習の指針になりました。判定を見て一喜一憂する段階を卒業し、模試を「自分の弱点を発見するためのツール」として捉えられるようになった。漠然とした不安を具体的な課題に解体できたことで、迷いなく机に向かえる時間が増えました。
努力を正しく導くための、戦略的選択
講師との個別面談や雑談のなかで、とくに印象に残っているアドバイスはありますか?
講義のプロジェクトリーダーも担っている亀田講師に言われた言葉です。模試の結果が振るわなくて落ち込んでいたとき、亀田講師はストレートに、でもニュートラルな視点で評価した上で「ここからでもまだ、十分に戦える」と背中を押してくれました。亀田講師の言葉には常に裏表がないので、すごく信頼することができました。おかげで冷静に現実を受け止めて、次の一歩を踏み出すことができたんです!
孤独になりがちな浪人生活で、そうした支えがあるのは大きいですよね。最終的にBさんは志望校を変更されましたが、志望校変更の葛藤や不安はどうでしたか?
最終的に僕は、東大受験を諦めるという決断をしました。でも、それは決して「逃げ」ではありませんでした。いまの自分の実力を冷静に分析して、どの大学なら自分の力を最大化できるかを考えた結果の「戦略的な選択」です。東大を目指して必死に戦略を練り、勉強し続けた過程があったからこそ、早稲田や東北といった大学に対しても、どうすれば勝てるかを冷静に判断できました。
最後に、来春の合格を目指す後輩たちにメッセージをお願いします。
「なるようになる」という精神を大切にしてください。気合を入れすぎて燃え尽きたり、目標に縛られすぎて周りが見えなくなるのが一番怖いことです。自分を常に客観視し、時には一歩引いて、いまの自分に本当に必要なことを見極めてみてください。たとえ途中で進路を変えることになっても、本気で挑んだ時間は無駄になりません。自分を信じて頑張ってください!
まとめ
インタビューを通じて改めて感じたことは、T君とB君の合格が「がむしゃらな努力」の結果ではなく、自分を客観視し、弱点を克服するための「正しい戦略」を選び取った結果であるということです。
漠然とした不安を具体的に解体し、時には第一志望を変更してでも自分に最適な道を見極める。彼らの姿はまさに、『東大特化学習支援』が目指す自立した受験生そのものでした。亀田講師が語っていた「決断を努力で正解にする」という言葉のとおり、彼らが本気で挑んだ時間は、早稲田・東北・北大といった難関大合格という見事な「正解」へと結実しました。
『東大特化学習支援』は、単に高いレベルの講義を提供するだけの場所ではありません。自分の弱点と向き合い、現役の東大生とともにそれを克服していくなかで、自らの力で未来を切り拓く主体性を育む場所です。 志望校合格という大きな夢。その道のりは決して平坦ではありませんが、私たちは受験生の努力を正しく導き、試験当日まで全力でサポートします!


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