東大入試という最高峰の壁を前に、受験生は時に「何が足りないのか」を見失います。特に浪人生にとっては、知識の補填以上に、自らの現在地を客観的に捉え、戦略を練り直す「指針」が必要です。カルぺ・ディエムが主催する「東大特化学習支援」では、そのような受験生に寄り添う唯一無二の場所です。
今回は、昨年の受講生である野村純矢が、本コースで化学や古典の指導を担当される寺田惟生希講師にインタビューを行いました。寺田講師は現役東大生として受講生により近い距離で寄り添い、自身の合格体験を鮮度の高い「再現性のある知見」へと昇華させて伝えている講師です。
本記事では、寺田講師の考える思考の言語化の重要性や、理系受験生が陥りがちな「わかったつもり」を打破するための緻密な自己分析術について詳しく伺いました。
現役東大生だからこそ伝えられる「実体験の説得力」
寺田さん、本日はよろしくお願いします。寺田さんは現役の東大生であり、生徒さんと年齢が近いことが大きな強みだと思います。指導にあたって意識されていることはありますか?
よろしくお願いします。僕の場合、受験からまだ日が浅い分、実体験に基づいた話に「説得力」が宿りやすいと感じています。ベテラン講師の方々が持つ膨大なノウハウとは別に、今まさに東大で学んでいる僕が語る生の声は、生徒にとってより身近なロールモデルになるはずです。
確かに、年齢が近い現役東大生の先輩が言うことなら「自分にもできそう」と思えます。ただ、個人的な経験が偏りになるリスクはないでしょうか?
そこは細心の注意を払っています。僕のやり方をそのまま押し付けるのではなく、「僕にはこうフィットしたけれど、一般的にはこう言われている。君の特性ならこの中間が最適かもしれない」と、前置きをした上で話すようにしています。いわばN=1の経験を、生徒に合わせてチューニングして提供するイメージですね。
個人固有の悩みを一般論と混同させずに考えることを意識しているのですね。受講生の印象はいかがですか?
東大特化学習支援の受講生たちは非常に意欲的で、「何か一つでも吸収しよう」という姿勢を持っています。だからこそ、当たり障りのない言葉ではなく、僕自身の試行錯誤の過程も隠さずに見せていきたいと思っています。
今の時代、調べればすぐに「効率的な勉強法」が出てきますが、大切なのはそれを自分という個性にどう落とし込むかです。僕たちのような現役東大生講師が介在することで、受験という経験をより鮮度の高い状態で伝えられればと考えています。

東大入試を解き明かす「思考プロセス」
寺田さんは講義で、難しい問題をどう解くかだけでなく、その背後にある「思考の根幹」を大切にされていますよね。具体的にどのような工夫をされていますか?
僕が常に伝えているのは、「典型問題の解法を組み合わせれば、東大の問題も必ず解ける」ということです。例えば、どんなに難解に見える数学の問題でも、根本にある原理はチャート式に載っているような基礎の集積に過ぎません。その根元を徹底的に探っていく姿勢を資料や講義に織り込んでいます。
予備校の先生方の解説とは、また違った切り口になるのでしょうか。
予備校の先生方が鮮やかな「模範解答」を示してくださるなら、僕の役割は「なぜその回答が生まれたのか」という思考のプロセスを泥臭くひもとくことだと思っています。数学の解法などで「こんなの思いつかない」と感じる場面でも、実は必然的な導線がある。そこを提示したいんです。
最近はタイパを重視して、解法が思いつかなければすぐに答えを見てしまう生徒も多いですよね。
現代社会の流れかもしれませんが、目先の「わかったつもり」を積み重ねるのは、長期的に見れば一番効率が悪いんです。わからない時に思考を放棄せず、根本の原理まで立ち返って派生させていく。その一見遠回りに見えるプロセスこそが、東大が求めている「探求心」そのものだと思います。
僕の講義を通じて、問題が解ける楽しさのその先にある、「考えること自体の楽しさ」に気づいてもらいたい。それが結果として、物理や数学といった科目の枠をこえた、普遍的な思考力につながると信じています。
徹底した自己分析の姿勢
理系生徒にとって、ケアレスミスは最大の悩みです。寺田講師が講義で紹介されていた対策が非常に好評でしたが、改めてその秘訣を教えてください。
僕自身も高三までケアレスミスに悩まされ続けてきました。そこで始めたのが「ケアレスミスノート」の作成です。
自分がしたミスをすべて書きためて可視化し、自分が陥りやすいパターンを徹底的に分析しました。さらに、数学の計算ミスを減らすために、筋トレのように毎日の「計算テスト」を自らに課しました。
ミスを「調子が悪かっただけだ」という言葉で片付けず、解決策を自分で実行する。まさに「東大生の思考プロセス」ですね。
勉強量についても伺いたいのですが、時間は重視していましたか?
僕は分単位で記録をつけていましたが、それは量を稼ぐためではなく、質を最大化するための管理手段でした。実は直前期は1日12、3時間勉強していましたが、無理に起きていたわけではありません。眠くなったら無理をせず、15分寝てから100%の質で再開する。自習室にいること自体に満足するのではなく、常に自分の現在地を客観視し、課題に対して能動的にアプローチすることを意識していました。
質の高い長時間学習ですね。休憩の取り方も戦略的です。
休憩の取り方は学校も予備校も教えてくれません。休息は質を高めるための投資です。こうした「自分を律する力」こそが、東大特化学習支援で皆さんに一番手に入れてほしいものです。僕たち講師陣は、そのための気づきを与える鏡のような存在でありたいと思っています。自分の限界を決めず、一歩踏み込む楽しさを一緒に味わいましょう。
まとめ
寺田講師の指導は「自らの課題を客観的に解体し、改善し続ける力」に重きをおいていることを実感しました。そしてそのことは、受講生の受験語の人生においての礎になると思います。
東大特化学習支援で、寺田講師から学んだ「ミスを運で片付けず、ノートに可視化して根本原因を解決しにいく」という徹底した自己分析の姿勢を身につけることで、受験本番のみならず、大学入学後の高度な学習や研究においても、自律的にPDCAを回すための最強の土台を築くことができるでしょう。
東大特化学習支援は、単に高いレベルの講義を提供するだけの場所ではありません。自分の弱点と向き合い、現役の東大生と共にそれを克服していく中で、自らの力で未来を切り拓く主体性を育む場所です。
東大合格という大きな夢。その道のりは決して平坦ではありませんが、東大特化学習支援では、東大合格を志す受験生の努力を正しく導き、試験当日まで全力でサポートします!


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