ウェーバー・フェヒナーの法則で勉強効率爆あがり!?

こんにちは。突然ですが、あなたは「ウェーバー・フェヒナの法則」って知ってますか?

あまり聞き馴染みのない言葉だと思います。これは、ある人間の感覚量は、受ける刺激の強さの対数に比例する、というものです。

安心してください、本記事はこの「ウェーバー・フェヒナの法則」について詳しく解説し、勉強方法にも応用させた内容となっています。みなさんもこの心理法則を使って自分をいい意味で騙してみませんか?

目次

ウェーバー・フェヒナーの法則とは?

ウェーバー・フェヒナーの法則は、感覚と刺激の関係を説明するものです。簡単に言えば、「弱い刺激には敏感で、強い刺激には鈍感」ということです。

この法則は、日常生活の中で様々な場面で観察することができます。例えば、音楽を聴く際にボリュームを段階的に上げたとき、最初は音量の増加がはっきりと感じられますが、ある程度の音量に達すると、その変化はあまり感じられなくなる、また、くらい部屋でスマホを開いた時眩しいと感じるかもしれませんが、明るい部屋で同じ明るさでスマホを開いても眩しくない…..こういった経験、ないでしょうか?これは、感覚が刺激の変化に対して慣れてくるからです。

実は、ウェーバー・フェヒナーの法則は、私たちの日常生活の中での感覚と刺激の関係を深く理解するための強力なツールなんです!

金銭の心理的価値観

ウェーバー・フェヒナーの法則は、お金を使うときにとてもよく発揮されます。

例えば、今まで1000円だった定食が、200円寝上がって1200円になっていたらかなり高くなったなと感じるはずです。1万円の服が、200円寝上がって10200円になっていても、そこまで高くなった気がしないですね。

人間の感覚というものは絶対的な金額ではなく、その割合によって決まるというのがウェーバーフェヒナーの法則なのです。

今回の例だと

定食:1000円→1200円

服:10000円→12000円

となった時に、初めて「同じくらい値段が上がったな」と感じるんですね。

このように、人は実際の量よりも、その変化の割合や心理的影響を重視する傾向があります。これにより、日常生活において、効果的な勉強時間管理の方法を考える際に役立ちます!以下では、ウェーバー・フェヒナーの法則を用いた効率的な勉強方法について解説します。

勉強にウェーバー・フェヒナーの法則を活かしてみよう

同じ勉強時間を最大限に活用する方法

ウェーバー・フェヒナーの法則を勉強に応用すると、同じ時間を割いても、集中しているときとダラダラ勉強をしているときでは、学びの効果が異なることがあることは目に見えているでしょう。同じ勉強時間なのに、学びの効果が低いって「損」じゃないですか?

このことを知っていれば、損をしないように自然と集中できる環境を整えようという気持ちになり、勉強時間の質を高めることができるはずです。先ほどの例で考えてみましょう。期限が残り一日しかない夏休みの宿題を終わらせるためにあなたならどのような勉強を行うか考えてみて、実際に勉強してみましょう。こうすることで、自分に合った効率的な学習法を身につけることができるのではないですか?勉強時間を有効に活用し、目標を達成するための道筋を明確にしましょう!

勉強量と学びの感覚的体験の違い

また、勉強の量に関しても、同じことが言えます。短時間で集中的に大量の情報を詰め込むと覚えられないことが多いでしょう。
これは、この法則を考えれば、一気にたくさんの情報を覚えようとすると、情報の重要度が減ってしまうからだとわかるでしょう。したがって、ゆっくりと時間をかけて勉強することが大事です。

例えば、1週間にわたって少しずつ新しい内容を学ぶことで、その情報を長期的に保持することができ、試験の際にも有利に働きます。さらに、学んだことを実際に応用し、他の人に教えることで、理解を深めることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?
ウェーバー・フェヒナーの法則はなんとなくの理解で構いません。
大事なことは、この法則で勉強時間と勉強量を最適化して、勉強効率をグンとあげることができるということです。みなさんもぜひ実践してみてください!


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この記事を書いた人

東京大学理科一類1年生。大学生活を満喫しようと決めていたが、まさかの男子のみのクラスに収容、クラスのみんなと毎日筋トレに勤しんでいる。ひょんなことから競技ダンス部に所属し、毎日のように踊っている。料理と物理が好き。

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